お庭に緑の絨毯を。ふかふか芝生を手に入れよう!

一面に広がる爽やかな緑の絨毯。芝生は子供やペットの遊び場としてだけでなく、眺めているだけで心が安らいでリラックスできますよね。

一見同じように見える芝生ですが、大きく分けて2つの種類があります。

 

日本芝

日本の高温多湿の環境に適した芝で、野芝・高麗芝・姫高麗芝などがホームセンターなどでよく見かける代表的な品種です。生育気温は25〜30℃で温暖な気候を好み、春から秋にかけて成長します。特に夏場の成長が旺盛で放置すると10cm近くも伸びます。少ない肥料で育てることができ、夏の暑さや乾燥だけでなく、踏圧にも強い芝です。日本芝は冬になると休眠期に入ってしまい茶色く枯れてしまいますが、春になると再び緑が復活するので、芝の色で季節感を感じることができます。

 

西洋芝

西洋芝には暖地型と寒地型があります。バミューダグラス類やティフトン類の暖地型は日本芝の性質とほぼ同じで、高温・乾燥に強く、冬枯れし、関東より南に向いている芝生です。

北海道などの冷涼な気候で使われているベントグラス類やブルーグラス類、フェスク類などの寒地型は、15〜25℃程度の穏やかな気候が芝生の生育に適しています。寒さに強く、0℃以下でも冬枯れすることはないので、鮮やかな葉色を一年中楽しむことができます。逆に高温多湿に弱く、30℃を越える日が続くと夏枯れを起こしてしまう場合もあります。関東より北の地域に向いた芝生です。

 

さぁ、どんな芝にするか決めたら、いよいよ芝張りです。業者に頼むのはもちろん、手間はかかりますがコストを抑えるために自身で芝を張ることも可能です。

 

○芝張り

芝張りは暖かくなって根が付きやすい、関東~西日本なら3月中旬〜6月が、東北~高冷地では4月上旬以降〜6月がおすすめです。気温が低い冬に芝を張っても、根が休眠状態に入っているので根付きません。

 

○芝生の水やり

芝を張って1カ月程度は毎日水やりをしましょう。それ以降は、春と秋は様子を見ながら2、3日に1度程度、夏場は昼間を避けて毎日水やりをしてください。芝の表面が湿っているだけでなく、底の土まで染み込むようにしっかりと水やりをしましょう。冬は休眠期になるので水やりは必要ありません。

 

○芝刈り

芝生が長いままだと、根元の方にまで太陽の光が当たらないので芝生がだんだんと弱っていきます。定期的に芝刈りをして、葉全体に太陽の光が行き届くようにする必要があります。

日本芝なら、春・秋は月1〜2回、生長が旺盛な7〜8月には最低でも週1回の刈込みが必要です。西洋芝は、春は月2回、4〜6月は週1回、7〜8月は暑さで生長がにぶるので2週に1回、9〜10月は週1回が芝刈り頻度の目安です。

芝生には葉や茎が増える「生長点」があります。芝刈りを怠ると芝の生長に従って生長点もだんだん上の方に上がっていきます。伸びた芝を一気に短く刈ってしまうと、生長点まで刈ってしまうことになり、そのまま枯れてしまうことも。これが「軸刈り」です。そうならないように、芝を刈る時は芝の長さに対して上の部分を3分の1だけ刈るようにするのがコツです。頻度良く芝刈りをすることで、芝生が縦ではなく横に伸び、密度の濃い芝生になります。

 

○除草

芝刈り同様に重要なのが雑草対策です。雑草は芝に比べ生育が早く、夏場などは放置しておくとすごい勢いで生えてきます。雑草を見つけたら小さいうちに根元から完全に取り除きましょう。

芝刈り機で芝と一緒に雑草も刈っちゃえ!と考える方もいるかもしれませんが、芝刈り機は芝を刈ることを目的に作られているので、かたい雑草を刈ることで刃がすぐ痛んでしまうことに。また、芝刈り機はある程度より長く伸びた草を刈ろうとすると絡まってしまうことがあります。故障の原因にもなるので、除草をしてから芝刈りは行うようにしましょう。

 

芝生には憧れるけれど、頻繁なメンテナンスなんてとても無理!!という方には、人工芝をお勧めします。

人工芝ならば、天然芝のように雑草が生えてくる心配もなく、メンテナンスも不要です。季節の影響を受けることなく1年を通してきれいな色を保ってくれます。また、水も日光も必要としないので、場所を選ばず、日当たりの悪い場所やマンションのベランダでも楽しむことができます。

天然芝はきちんと手入れをすれば何十年と長持ちするのに対し、人工芝は経年劣化のために寿命が5~10年と言われています。よって数年に1回、新しい人工芝に張り替える必要がでてきます。素材にもよりますが、天然芝に比べて価格が高いので、張り替えるたびにかなりのコストが発生します。一方の天然芝は初期費用が安いとしても、水道代や肥料の購入費など維持費が継続的に発生するので、どちらの方がよりコストパフォーマンスが良いかは一概には言えません。お住まいの地域の気候や芝生を張る場所の環境、芝にどれだけ手間を掛けられるか、芝生を張る目的等を考えて選ぶようにしましょう。

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