ガスコンロ or IHクッキングヒーター? コンロ対決!!

お宅のキッチンは、ガスコンロですか?それともIHクッキングヒーターですか?
昔はガスコンロが主流でしたが、現在はIHクッキングヒーターを導入する家庭も増えています。いろいろな面でこの2つを比較してみました。

パワー
IHクッキングヒーターは、発生した熱をほぼ80~90%という高い効率で利用しているのに対し、ガスコンロの場合、調理中に周囲が暑くなることからも分かるように、周りに熱が逃げてしまうため熱効率は50~80%と言われています。同条件でお鍋にお湯を沸かした場合、ガスコンロよりもIHクッキングヒーターの方が早く沸きます。
ですが、ガスコンロは2口でも3口でも、同時に強い火力で調理をすることができます。一方、IHクッキングヒーターは電力で調理しています。内線規程で電力の容量が決められているため、すべてのヒーターとグリルを同時にフルパワーでは使えません。同時に使用できる電力を超えると火力が落ちますし、さらに他の電化製品も一緒に使ったらブレーカーが落ちたなんてことも。

料理の出来上がり
ガスコンロの場合、炎が鍋を包み込むように加熱し、鍋全体をムラなく高温に加熱して短時間で調理するため、炒め物も煮物も美味しく作る事ができます。特にガスコンロのグリルはお料理の素材のうま味を逃さない調理ができるので、お魚などとても美味しく焼く事ができます。
焼き料理の場合、焼き目を付けるのも美味しさの要素の一つです。ガスコンロの場合は、きちんとした焦げ目を平均的に付けられますが、IHクッキングヒーターの場合はヒーター部分が熱くなるシステムですので、大きなフライパンだと中心から遠ざかるほど焦げ目がつきにくくなります。
また、鍋をヒーター表面から外すと熱を感じられなくなるので、中華料理など鍋をあおって作る料理には向きません。逆に、長時間弱火で煮込む料理なんかは、IHクッキングヒーターの方が圧倒的に得意です。

調理器具
標準のIHクッキングヒーターの場合、金属製の鍋と磁力線の接触による電気抵抗が起こることで鍋自体を発熱させるので、金属製で鍋底が平面になっている、IH対応の鍋しか使用できないという不便さがあります。基本的に鉄鍋とステンレス鍋はOKですが、土鍋やガラス鍋はオールメタルのIHクッキングヒーターでないと使えません。
ガスコンロは直接の炎による調理ですので、どんなお鍋でもフライパンでも使う事が可能です。IHクッキングヒーター専用のお鍋やフライパンでも使う事ができます。

安全性
ガスコンロは火を使うのでやはり危険は大きいですし、ガスを消したと思っていたら不完全燃焼でガス漏れを起こしたなんて危険性もあります。現在は、全口安全センサー付きガスコンロ以外は法制化で製造も販売も禁止されており、さらに最新のガスコンロには消し忘れ機能など安全機能がついているものがほとんどなので、安全性はぐっと上がっています。
その点、IHクッキングヒーターは直接炎が出ていませんので、万が一つけっぱなしにしていたとしても、火災が起きる心配はありません。しかし、天ぷら油の急激な温度上昇によって起こる「天ぷら油火災」は、IHクッキングヒーターでも起こることがあります。また、熱せられた鍋などに触れて火傷をしてしまうこともありますので、どちらにしろ、取り扱いには充分な注意が必要です。

お手入れ
IHクッキングヒーターは天板が平らなので、汚れたらさっと拭くだけで綺麗を保てます。上昇気流が発生することもないので、ガスコンロに比べると油や汚れが飛び散りにくくなります。
一方ガスコンロの場合は、五徳など凹凸があるのでお掃除が大変です。最新のガスコンロの中には、汁受けがなく、隙間のない構造へと進化したものも登場し、だいぶお手入れがしやすくなりました。
ガスコンロもIHクッキングヒーターも、熱が出る部分が汚れていると温めが難しくなります。ガスや電力を無駄にしないよう、こまめなお掃除を心がけましょう。

コスト
最後に、皆さんが一番気になるコストについてです。電気やガスの料金は、お住まいの地域や電力自由化に伴う各会社のプラン、使うコンロの機種によって変動するので、比較する事は、正直難しいです。
ガス料金は都市ガス・プロパンガスに関わらずどの時間帯に使用しても同じですが、電気の場合は契約している電気料金プランによって、昼間は割高、夜間は割安になど、使用する時間帯によって大きく異なるケースがあります。
また、住宅全体をオール電化する事によってトータルの電気代を安く抑えられたり、コンロや給湯器などを統一する事によってガス料金を安く抑えるプランなどもあります。

ガスコンロもIHクッキングヒーターもそれぞれに良さがあります。炎が見えた方が好き、高齢者が居るので安全性を重視など、好みや求めるものが各家庭によって違うとは思いますが、どちらを選んだとしても、使用の際はくれぐれも安全に充分気をつけてくださいね。

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